〜 豊かな見えない社会との共生 〜
計画場所 南シャン州 第6特別地区
受益層 ターゲットグループ〜パオー族の経済的苦しむ農民及びそ
の子弟
活動 地域開発支援 農業・畜産支援 教育支援 交流支援
対応政府機関 NATALA (辺境民族開発省)
カウンターパート・PNO (パオー自治組織)
目的
1) 住民参加による自立した地域社会の構築と維持を推進し、ミャンマー人として
ミャンマーの平和に貢献する意識を育む
2) 持続可能な循環型農業を中心とした村落作り
3) ミャンマーの将来を担う子供たちの育成の為の教育支援
4) ミャンマーと日本の真の友好の構築
人はいかほどのものを持つべきかを知り、自然界に存在するすべてのものはお互いに支えあう相互扶助関係にあることを自覚し、自然の一員として地球に貢献できる生き方を模索するプロジェクトです。
このプロジェクトの基本は循環型農業により、自然から奪う農業から、「自然と与え合う農業」への転換を図ることに有る。
これは、単に技術的な次元に留まらず、成功する為には背後にある、自然の持つ大いなる力に対する畏敬と信頼、更に、志、感謝、恩返し、助け合い、村落共同体への貢献など、日本人が忘れかけている肉体と汗を基礎として心のありようや、精神的、霊性に関する要素が必要である。(パオー族が敬虔な仏教徒であることが、このプロジェクトの候補地として選ばれた要因でもある)
これからの日本社会、そして国際社会をより平和で安全なものしていくために、物心両面のバランスを取り戻す意味で、特に心の面で我々が学ぶべきところが多くある。
故に、このプロジェクトは、ミャンマー側、日本側双方にとって、まさに学びあい、与え合いのプロジェクトといえる。
循環型共生社会の創造 Creation of Symbiotic Society(CSS)